グリーン調達からサプライチェーンマネジメント強化へ

はじめに

supply_img01コマツ様をはじめとして、大手企業において10年以上前からグリーン調達の展開が図られました。
その狙いは企業グループとして、環境への対応(土壌汚染など)と法令違 反に対するリスクマネジメントと企業グループのイメージアップを図ることが目的でした。しかし協力会社サイドとしては取引先からの要請に対し、やむを得ず認証取得に動きましたが、紙・ゴミ・電気の削減に近い取り組み項目であり、本業改善とはほど遠い活動で、大手企業とのお付き合いの意味合いが強く、必要経費となっていました。
しかし最近では企業体質改善(不良削減・納期達成率向上、5S による職場環境改善 や人材育成を目的としたマネジメントシステムの導入事例が増えてきました。いわゆる必要経費というマイナスの考え方から企業を良くする為の前向きな投資のためのマネ ジメントシステム導入企業が増えてきました。
御社に置かれましても、協力会社への本業改善を目的としたマネジメントシステムの展開により、御社の品質向上にも繋がる活動としてぜひサプライチェーンマネジメント強化に力を入れて頂きたいとご提案申し上げます。


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  1. 法令遵守の風土+安全+環境への対応による調達側のリスクマネジメント 強化
    ※弊社は後50年大丈夫だ。但し協力会社が環境や法令で問題を起こしたら、 弊社は潰れる。だから環境・法令を守らない企業とは取引をやめる (2007年第一回グリーン調達説明会◯◯調達本部長の挨拶)
  2. 協力会社が本業改善(不良・納期・5S)に取り組むことにより、購入部品の品 質改善、納入部品の納期改善が図れる。
  3. サプライチェーンの管理強化が図れる。
  4. 弊社が進めているS(安全)・L(法令)・Q(品質)・D(納期)・C(コスト)が その他の要求事項として、重点管理項目となる。
  5. その他、弊社が要求している化学物質管理も同様である。

 


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■社内的メリット

  1. 環境・法令への対応により、リスクマネジメント体制が図れる
  2. 本業改善(不良・納期・5S)に取り組むことにより企業体質が改善される。
  3. 全員参加の活動により、経営改善の意識が高まる。
  4. 責任と体制の明確化、方針展開の向上に繋がる。企業力アップ。
  5. 問題解決能力アップにより人材育成に繋がる

■対外的メリット

  1. 第3者評価を元にした経営システムを公開することにより、企業イメージアッ プ、社会的地位アップに繋がる。
  2. 法令遵守および化学物質管理など取引先の要求事項順守により、取引先か らの信頼が高まる。

▶改善事例発表会の企画から開催及び参加企業のフォローまで

(1)協力企業への開催案内文

(2)当日のスケジュール(プログラム)

(3)改善事例の企業選定から講師依頼まで

(4)説明資料の作成と配布の準備

(5)アンケート準備

▶改善事例発表会開催後のモデル企業見学会の企画から案内まで

『モデル企業とは』

(1)本業の改善(不良削減、納期達成率向上、在庫削減)

(2)5Sによる職場環境改善

(3)全員参加の改善活動(一部のメンバーによる活動ではなく)

(4)トップの全面的関与

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協力企業の皆様へ

環境マネジメントシステムの『改善事例発表会』のご案内

拝啓、日頃より弊社の生産に多大なご協力をいただき有り難うございます。

さて、環境マネジメントシステムを単なる認証取得に留めず、紙・ゴミ・電気(コピー用紙削減・ゴミの分別・昼休みの消灯)から本業改善(不良削減。納期達成率向上、職場環境改善)への取り組みにより、企業体質改善、儲かるマネジメントシステムへ変えていくための具体的な「改善事例発表会」を、下記の通り、開催しますので是非ご参加をよろしくお願いします。今回ご紹介する改善事例2社は本業改善により企業体質改善を図った企業の事例です。
そこで今回の改善事例発表会は、貴社ばかりでなく貴社の協力企業の皆様にも参加頂きたいと考えておりますので、是非。貴社の主要な協力企業様にも案内頂きますようよろしくお願い致します。  敬具

 

日時 平成28年7月15日(金)
会場 ○○株式会社 本社会議室
(プログラム)
13:30~13:50 1.開会挨拶 『協力企業に望む事』○○株式会社代表取締役 ○○△△様
13:50~14:50 2.講演『利益が出るマネージメントシステムとは』株式会社日本マネジメントシステム
代表取締役 エコステージ上級評価員
古賀 恵
14:50~15:10 休憩
15:10~16:10 3.改善事例発表
株式会社○○ 代表取締役 ○○様 『全員参加で企業体質改善』
○○製作所  代表取締役 ○○様 『職場環境改善(5S)から始めた経営改善』
16:10~16:40 質疑応答

 

改善事例発表会での調達部長の挨拶

協力企業の皆様へ

皆様におかれましては日頃より弊社生産活動にご協力頂きましてありがとうございます。

本日は「エコステージ活動の事例発表会」ということで、既に同環境マネジメントシステムを導入された企業様の活動事例を是非ご参考になさって下さい。

さて、ここで「私とエコステージ」と題しまして、私が調達部門で関わってきた環境マネジメントシステムについて、少し振り返ってみたいと思います。

弊社は調達活動のリスク管理の一環として、1995年当時から環境マネジメントシステムの取得を協力企業様に対して進めてきました。
これは、「例えば協力企業殿が土壌汚染・水質汚染などの環境事故や環境災害を起こした場合、当該企業様の生産活動に支障が出て、ひいては弊社の調達活動・生産活動も難しくなる」といった安全管理と同じく弊社のリスク管理の考え方によるものでした。

結果として、今日現在で約160社の一次企業様は全て、ISO14001やKESやエコステージなど何らかの環境マネジメントシステムを取得済みです。
一方で、弊社としては中小企業向けの環境マネジメントシステムとしてエコステージを推奨してきました。
その理由は

・比較的短期に安価で効率的に認証取得が可能であること。
即ち、協力企業様のご負担がミニマムですむこと

・環境に関する身近な改善活動を計画的に全員参加で行うのが基本であること。
結果として、5S、省エネ・省資源、工程改善など実(み)になる改善活動となり、企業と社員が「得」をすること。

が挙げられます。

今般、特に二次の協力企業様にもご参集頂いたのは、上記背景によります。

即ち
・一次の協力企業様のリスク管理のため
・各社様のためになる活動をご紹介するため
です。

私個人としては、「エコステージを取得することが目的ではない」と考えています。
環境管理というテーマで各社様がトップダウン・ボトムアップの改善活動を実践することで、働きやすい職場、安全・清潔・健全な作業環境、ムリ・ムダ・ムラを省いた効率的な企業経営を実現されることが、皆様にとっての目的だと思います。

今回の改善事例も、そうした企業理念をもとに活動してこられた企業様の実例のほんの一部ですが、それらをよく聞いて頂き、皆様の会社のQCサークル活動、改善提案活動など自主改善活動の参考として頂きたいと思います。

また、経営者の方々におかれましては、環境管理システムとは何か、自社の経営にそれを生かすにはどうしたらよいか、を考える良い機会として頂きたいと思います。

本日の会合をきっかけとして、各社様で、環境管理・品質管理の一層のレベルアップを図って頂ければ幸いです。
本日は皆様の積極的なご参加に感謝するとともに、この後の活発な意見交換を期待致します。

 


 

 

 

 

 

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単独によるエコステージ1認証取得までの費用
1社単独(29名以下の企業) の場合(評価員1名)


  1. 初回研修は全従業員参加(2時間のみ)、午後は経営幹部対象の研修
  2. 中間コンサル2回
  3. 模擬評価1回
  4. 初回評価1日間(現場評価含む)
  5. 評価委員は1人
  6. 交通費、宿泊費別途

※別途消費税がかかります。

 

項目 対象 研修費用 小計
1 初回研修 午前:全員・午後:経営幹部 20万円 20万円
2 中間コンサル(2回) 経営幹部 14万円×2回 28万円
3 模擬評価(1回) 経営幹部 14万円 14万円
4 初回評価(1日間) 経営幹部+現場での従業員インタビュー(数人) 20万円 20万円
合計 82万円

 

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(1)「共同コンサル・個別認証方式」とは


工業団地内企業群及び同一地域内企業群において、共同で取り組みたいが統括組織が無い、またはリーダーシップを取る企業が無い場合に有効な取り組み方法です。零細企業独自では、人・物・金においてリソースが限られ、また、取り組みを始めても継続が困難な場合がありますが、共に取り組む仲間がいると心強く、知恵が結集され相互補完ができます。

(2)「共同コンサル・個別認証方式」の特徴


  1. 単独で取り組むよりも認証取得のコスト面が抑えられます。
  2. 経営資源の共有化や知恵の結集が図られ、単独企業では困難なEMS活動が継続でき、経営体質改善活動に繋げることができます。
  3. 共同勉強会、相互の内部監査、企業見学会などを通じて技術交流とレベルアップが図れます。
  4. 環境方針、目的・目標、法令順守の体制づくり、必要な教育計画の立案と実行は共同でやると負担が少なくなります。
  5. 活動の進捗管理も定期的に合同で実施することで活動の定着化及び活動の継続が図れます。
  6. 認証書は個別企業毎に発行されます。

 

(3)「共同コンサル・個別認証方式」の進め方


  1. 初回研修、中間コンサル(3回程度)、模擬評価を共同で実施し、最後に初回評価はそれぞれの企業毎に行います。
  2. 目的・目標の目標値は企業毎に設定します。
  3. 経営管理実施計画も独自で計画し、実行するのが好ましいが、同一業種・小規模企業であれば、ある程度同じような内容でも構いません。
  4. 活動の進捗管理等も合同で実施します。

 

(4)「共同コンサル・個別認証方式」の価格設定


  1. ・初回研修(21万円)
    ・中間コンサル(21万円×3回程度)
    ・模擬評価(21万円)
    以上を共同で実施します。
    ※中間コンサル及び模擬評価は、半日研修(14.7万円)も考えられますが、実質的に1日コースで実施すべきと考えます。
  2. 初回の登録評価は、エコステージ1・2の標準価格表と同じで、個別企業毎に実施します。
    (29人以下21万円)
  3. 各社の職場環境改善を目的とした現場指導を行うためには、中間コンサル時の前日(別の日)に毎回、1日コース(21万円)または半日コース(14.7万円)で参加企業全社を指導すると良いです。⇒5S,掲示板、表示(材料・仕掛品・完成品置場)

※上記価格はすべて、消費税5%を含みます。


 

4社合同研修・個別認証によるエコステージ1認証取得までの費用
4社合同研修 の場合(評価員2名)

  1. 初回研修は4社の全従業員参加(2時間のみ)、午後は4社経営幹部対象の研修
  2. 中間コンサル4社にて合同コンサル3回(4社経営幹部対象)
  3. 模擬評価1回(4社合同・4社経営幹部対象)
  4.  初回評価2日間にて4社経営幹部対象(1日目午後4社現場評価、2日目資料確認評価)
    初回評価及び認証取得は企業毎に個別
  5. 評価委員は2人
  6. 交通費、宿泊費別途

※別途消費税がかかります。

 

項目 対象 研修費用 現場指導 小計
1 初回研修 午前:全員・午後:経営幹部 20万円 半日コース:2万円×4社=8万円 28万円
2 中間コンサル(3回) 経営幹部 20万円×3回 半日コース:2万円×4社×3回=24万円 84万円
3 模擬評価(1回) 経営幹部 20万円 半日コース:2万円×4社×1回=8万円 28万円
4 初回評価(1日間) 経営幹部+現場での従業員インタビュー(数人) 特別割引
15万円×4社
半日コース:2万円×4社×1回=8万円 68万円
合計 4社合計:208万円 ※1社あたりの費用:約52万円